iPhoneを使っていたら充電が減って、家に帰ってからやポータブル充電器などで充電しますよね。何気なく使っている充電の挿し口ですが、使い方によっては故障の原因になる可能性があります。また、iPhoneの充電で使われている端子は、androidでは使われていない、iPhone独自のものです。では、どんな特徴があるのでしょうか。
iPhone独自のLightningケーブル
iPhoneの充電ケーブルに使われているのは、「Lightningケーブル」というものです。Apple独自の規格で製造されており、iPhoneやその周辺機器以外使用できません。上下の決まりがなく、どちらの向きでも挿すことができ、映像や音声も転送できるものです。iPhone7以降イヤホンジャックが廃止され、Lightningコネクタに対応したイヤホンを挿して使うようになりました。
iPhoneのLightningコネクタに起こりうる不調と対策
充電だけでなく、イヤホンを挿したり、使用することが多いです。そうすると、多くなるのはトラブルで、よくない使い方をすると、故障の原因になることもあります。以下では、故障の原因やその対処法をご紹介します。
●ホコリが入り込む
コネクタの挿し込み口にはカバーがなく、ホコリやごみが入りやすくなっています。ほこりがたまってしまうと、接触不良を起こし、充電できなくなってしまったり、ホコリが原因でショートしてしまって、コネクタの部分が焼けてしまうことがあります。これでは充電ができないため、ケーブルを買い替え、本体のコネクタは交換をしなければなりません。
対策は、小さい綿棒で挿し込み口を掃除することです。ホコリをためないように定期的に行うことがポイントとなります。速乾性のある除光液などを使うと、よりきれいに掃除することができます。
●水が入り込む
iPhoneの機種によっては防水性が強化されるようになり、雨の中や、お風呂の中でも使う方がいらっしゃいますよね。その時、挿し込み口にふたが付いていないので、コネクタの中に水が入り込んでしまいます。水が入ったまま使用してしまうと、コネクタ内やケーブルが腐食してしまい、損傷して使用できなくなってしまいます。新しい機種ではコネクタ内に水が残っていると警告が出るものもありますが、警告のでない機種もあるので注意してください。
もし水濡れしてしまった時は、コネクタを下に向けて、軽くたたいて中の水分を抜き取ります。その後、30分程度自然乾燥させます。
その他にも、無理やりケーブルを挿し込んだり、無理やり抜いたり、斜めにさしたりなどしてしまうと壊れてしまう原因になります。優しく真っすぐ挿し込むことで対策できるので、丁寧に扱いましょう。
対策をしていても壊れてしまうときがある、そんな時は?
対策をしていても、壊れてしまうことはありますよね。そんな時は、修理に出す必要があります。Appleストアでの修理もできますが、街のiPhone修理を専門に行っているお店でも修理が可能です。アイテックという渋谷にあるiPhone修理のお店では、機種によって変動しますが、8,000円から11,800円というAppleストアで修理するより安く修理をすることができます。また、交換時間も15分程度で行ってもらえて、その日のうちに持ち帰り、使うことができます。
日々使うiPhoneだからこそ、使用頻度の高い部位は壊れやすいですよね。そんな時は、街の修理を行うお店を訪れて、相談してみてください。